2022.06.30
そもそもなんでやりはじめたんだろ③
2004年の直営店2号店オープンを皮切りに、その後一都四県12棟までホテル運営会社も拡大し、なんだかんだと自立軌道にのってきたので、母体である仙台協立や日本商事の業務にも向き合えるようになってきました。
でもまだまだ、自分達がどう良くなるか?がメインテーマであり、そのためにお客様にいかに満足していただけるか?私たちをかけがえのない企業と思っていただけるために何が出来るか?を追求していた時期が続きました。
実は震災の時もそうでした。
先ずは自分たちのスタッフやその家族、そしてお客様が最優先でボランティア活動などは全くしませんでした。
ターニングポイントは2017年頃の河北新報の記事でした。
リノベーション街づくりという一大事業が上手く行っていない。。というネガティブな内容の記事が目に留まりました。
私は、これを利用したら当社の入居率を上げたり、管理案件の獲得に繋げられるのではないかな!という動機で連絡をとりました。
最初はこれだけの事でしたが、でもそれによって新卒社員も入ってくるようになり、市役所の人や地域の人との接点も増えて行くうちに、だんだんと地域に対する考えを持つようになってきました。
極めつけは、とある「怪しいと思っていた」まちづくりコンサルの人から「敷地に価値なしエリアに価値あり」という言葉の説明を聞いた時です。
なるほど。。。!と目から鱗とはこのことだなと思った記憶があります。
あんな東京の人たちに市民は騙されてはいけない!との思いもあって街づくりに関わったのに、自分が一番騙されちゃった感じです(笑)
結局遠回りと思っていたことが一番近道だったというオチでした。
地域の価値を上げる事が、実は自分が追い求めていた自分達の資産価値を上げることであり、結局今までもそうでしかなかったことに気が付きました。
超大手デベロッパーなどは、自分達だけで街をつくり、その事で地域の価値を上げることは出来るかもしれませんが、私たちのような中小零細企業にはその力はありません。
だからこそ、地域(エリア)というまとまった単位で力をつけて行くことで持続可能な商売(敷地)が繁盛し続けるようになるという事を教わりました。
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