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Blog [カテゴリ:お客様の声]

入居者インタビュー|定禅寺ヒルズ(仙台協立第7ビル)6階「株式会社 SKホールディングス(SKグループ)」代表取締役 齋藤 孝志さん<前編>

定禅寺通を眺める「定禅寺ヒルズ」6階にご入居いただいている「株式会社 SKホールディングス」は、古紙回収や廃棄物収集運搬事業、廃棄物管理コーディネート、古紙リサイクルポイントシステムの運営・管理等の事業を展開するSK グループ4社の経営計画推進、人事、採用、広報、サステナビリティを担当しています。SKグループ代表の齋藤孝志さん(以下:齋藤社長)は古紙回収から始まったサイコーをノウハウとアイデアで事業展開し、さまざまな共創を生み出しています。同ビル5階のイノベーションプラットフォームIDOBAも齋藤社長の提案により、共創が生まれ立ち上がったものです。

新規事業立ち上げに関するエピソードを中心に、地域課題に対しての取り組み等を伺いました。

ノウハウとアイデアでイノベーションを起こす

ー 会社の歴史や事業内容について教えてください。

株式会社サイコーの創業は1973年12月です。父が脱サラをしてトラック一台で始めた”ちり紙交換”がスタートでした。サラリーマン時代の人脈から、企業から出るダンボールを中心に回収していましたが、次第に発泡スチロールやビン、缶、家電などのニーズにも対応し、古紙回収と産業廃棄物や一般廃棄物の収集運搬・処理の事業へ展開しました。

その後、自社で処理場を構えたり、回収・処理のノウハウを活かした事業もグループ会社を通じて担っています。

ー「回収・処理のノウハウを活かした事業」というのは、どのような事業なのでしょうか。

「廃棄物管理コーディネート」という事業になります。全国各地の企業様のニーズに合わせて適切な処理業者を比較検討し、発注代行をするという内容です。

廃棄物というのは、適切に処理をされなければ法律違反となり罰則の対象となります。処理業者に出して終了ではなく、その廃棄物が不法投棄や不適切な処理をされていないか確認する義務が企業にはあります。全国展開しているお店では、各自治体ごとに条例が異なるため一つひとつ確認し、適切に業者を見極める必要があるのです。

サイコーは、適切な処理業者の選定や、価格の適正を判断できるノウハウを持っているので、処理に関する届出の期限切れが起こっていないか、最後まで適切な処理が実施されたかなどを企業に変わり管理を行うことができるのです。

ー 新たな事業として踏み出したきっかけは何だったのでしょうか。

収集運搬・処理事業の業績が伸びた結果、お客様から「次の店舗もサイコーさんにお願いしたい」とお声がけをいただくフェーズがやってきました。しかしながら、各自治体によって必要な許可が異なることや、隣県などの自社で回収できるエリアを離れる場所からのご依頼も増え、お応えするのが難しい状況にもなっていました。

その中で、新店舗オープンのたびに営業をかけていた企業の担当者様から言われた一言がきっかけです。

「サイコーしかできない提案とかないの?」

いやいや、そんなのないですよと思いました。(笑)電話一本でいつでも行きますとか、365日営業していますとか、すでに他社がやっているので。

しかし、私たちは「処理業者をどうやって選んだらいいか」や「価格が適正か」を判断でき、法律の知識も持っています。「サイコーしかできない提案とかないの?」という言葉が後から入ってきて、いわゆる各企業の廃棄物担当者がやるべき業務の代行を始めました。

「廃棄物管理コーディネート」と「再生資源卸売業」を行う会社として、2009年に「株式会社SKトレーディング」が誕生しました。廃棄物を運ぶ側から、出す側になるというイノベーションです。

ー 〇〇代行というと、現代では耳馴染みのある言葉ですね。サイコーとしてではなく、新たに会社を立ち上げたのはどのような理由があるのでしょうか。

「廃棄物管理コーディネート」の事業を始めた頃、周囲からは「絶対無理だ」と言われました。業者の発注をサポートするビジネスモデルは実際にありましたが、それを廃棄物業者がやるという事例はなかったので「自社の利益を最優先して、自社にばかり発注をするだろう」と言われたのです。なので、全く別の会社として、あくまでご依頼いただいた企業様の視点で、マッチする業者をフラットに選定することを重要視しています。そうでなければ、サイコーの営業会社になってしまいますので。

(氏家)サイコーさんでは、スーパーやショッピングモールの駐車場で見かけるリサイクルステーションの運営もされています。回収しに行くのではなく、持ってきてもらうというのもイノベーションのように感じます。こちらのサービスが展開したきっかけはなんだったのでしょうか?

私たちが一般の方から古紙回収をできる機会は、町内会や子供会のような地域単位で実施される「資源回収」「古紙回収」でした。近年その依頼が減っていると感じたのがきっかけです。「株式会社ステップナイン」では、スーパーの駐車場の一角にリサイクルステーションを設置し、段ボールや古紙の対価として「リサイクルポイント」を付与するサービスを展開しています。

提供:SKホールディングス

お買い物のついでにリサイクルができる、さらにポイントが割引券や電子マネーとしてそのスーパーで利用できるとなると、多数ある店舗の中から選ばれる理由にもなり、売り上げアップにも貢献できます。

事業としては、サイコー、SKトレーディング、ステップナインの3本柱で行っています。「株式会社SKホールディングス」はグループ4社の中心として経営計画や人事、採用、広報、新規事業のインキュベーターとして役割を担っています。

若手社員を企画人材に育成していく

ー SKホールディングスが新規事業のインキュベーターとしての役割も担うということは、今後も更なる新規事業が誕生していくのですね。

そのようになればいいなと思っています。今後も事業を伸ばしていこうと思った時に、廃棄物の持つ閉塞感の払拭や、環境問題に対しての行動など、社会から求められているものよりも、中小企業として地域をなんとかしていく必要があると思ったんです。もう少し、環境以外のビジネスをやりたいと社内の幹部を集めて新規事業プロジェクトに取り組んだ時期もありました。

しかし、皆日々自分の業務を回すことで精一杯で、このままでは新規事業は生まれないと感じたんです。ホールディングスを立ち上げたと同時に経営企画室を発足しました。

経営企画室には、若手社員が所属しており「新卒採用の社員を企画人材に育てながら新規事業を計画させる」というポリシーがあります。そのため、社内の幹部はこの部署に配属されません。3年から5年くらいの間に、少しずつプロジェクトを回せる人材が生まれて、10年後くらいに1つか2つ、新たな事業が生まれていけばと考えています。

ー 現在の事業だけではなく、新たな事業へとどんどん歩みを進める理由や、お考えをお聞かせください。

サイコーの古紙回収・廃棄物回収の事業を見ていくと、紙の業界は創業100うん年の企業が多くある中で参入しており、廃棄物の業界も同じく、大きな企業さんが多くいるので、弊社は圧倒的に経済力で劣ってしまいます。どちらかの業界に絞ったとしても負けてしまう。経済力がないのでハード面に投資ができない。だからこそ、アイデアを出して勝っていく必要があります。アイデアにはお金がかかりませんから。

雑談の中から見つかる課題と化学反応

提供:SKホールディングス

SKグループでは、事業のほかに、学生を対象とした合同インターンシップ「JIMOTOコラボインターン」、地域の未来を考える「仙台vision」、障がい者支援施設との共創事業である「はっぴーすてっぷねっとわーく(以下:はぴすて)」などのプロジェクトも実施しています。

ープロジェクトを拝見すると、対象者が学生、企業、障がい者と大きく異なる印象を受けました。プロジェクトが立ち上がったきっかけをお伺いできますか。

バックグラウンドには青年会議所での活動が大きく影響していると思います。2011年に理事長をやらせていただいたのですが、地域における中小企業の役割や、次世代へのバトンタッチをどのようにしていくかを学び、考える機会となりました。

自分たちでやれることは小さいかもしれないけれど、地域に対してやれることをやりたい。地元コラボインターンシップは、学生がどんどん県外都市に出ていってしまう部分を問題視して発足したものです。飲食事業を手がける「株式会社ハミングバード・インターナショナル」「株式会社ユーメディア」と共に、地元にもいい会社があるよと自社以外にもPRできる場として始めました。現在では参加企業も増えていく中で、ただ採用人材を探していたり、離職率が高い企業ではなく、私たちと共に地域を盛り上げていけるような方々と一緒にプロジェクトを継続しています。

提供:SKホールディングス

「はぴすて」は当時、障がい者雇用割合が宮城県は全国ワーストだという現状を知り、弊社であれば「ペットボトルのキャップを外して欲しい」とか「この箱を開けてください」という軽作業が多いからと施設に対し声をかけ始めました。

例えば、ペットボトル飲料の製品廃棄は全て焼却するのですが、段ボールを開けて、ペットボトルのキャップを外して中身を出すと全てリサイクルができるようになります。廃棄される袋入りのパンも、袋から出せば豚などの飼料として活用できます。ですが、これを廃棄物処理業者が行うことはできません。そこで、施設の皆さんに協力をしていただいたんです。しかし、残念なことに別の県で処理された食品が小売店へ流出していたという事例が発覚以降、難しくなってしまいました。

それぞれのプロジェクトを個別に見ると、関連性がないように思えるかもしれませんが、頭の中では地域を盛り上げたい、なんとかしたいという軸があります。

どの事業も、地域の課題に目を向けた取り組みなのですね。

新たな事業への展開を進める齋藤社長。仙台協立ビルへは「社員へも、誰へも知らせていない隠れ家」としてご入居いただいたそうです。インタビュー後編では、隠れ家から生み出された構想と、齋藤社長、株式会社All Blank Inc.の稲垣耕治社長(以下:稲垣社長)、弊社代表 氏家により立ち上がった「株式会社 雑談会議」の取り組みとイノベーションプラットフォーム「IDOBA(イドバ)」について伺いました。

<<インタビュー後編へ>>

企業概要

株式会社SKホールディングス(SKグループ)

〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町三丁目3番1号 定禅寺ヒルズ6階
TEL. 022-211-4877
FAX. 022-211-4878

WEB:https://sk-g.co.jp/

入居者インタビュー|仙台協立第1ビル 5階「Sendai Development Commission inc.」代表取締役 本郷 紘一さん

仙台協立ビルのインフォメーションや、シェアオフィス「COMPASS」として機能する仙台協立第一ビル。5階で「まちづくり」に関する事業を営む「Sendai Development Commission(センダイ ディベロップメント コミッション)inc.(以下:SDC)」は、まちづくり事例として全国的に注目される「SENDAI COFFEE FES(センダイコーヒーフェス)」を企画・運営しています。火つけ人となり、仙台にマルシェ文化を根付かせたのが代表取締役 本郷 紘一さんです。

美容師を本業とし、仙台で10店舗を展開する中で「まちづくり」に関わり始めたきっかけや、豊かな街の景色について伺いました。
街を豊かに。日常に彩りを。

本郷社長は25歳で起業をし、現在は美容の事業で10店舗を展開されています。2015年には、自転車での移動販売が目を惹く「SENDAI COFFEE STAND(センダイコーヒースタンド)」を機にカフェの経営プロデュースを担い、その後「SENDAI COFFEE FES」などの大きなイベントへも活躍の場を広げてきました。

ー 改めて、事業内容を教えてください。

美容事業を手掛ける「 GUILD(ギルド) inc.」は、美容室、ネイル、アイサロンなどから始まり、フィットネスなどのボディメイクや、ウェディング、ヘアメイクなどの事業を展開しています。「一人の女性を可愛くしたい」という想いからトータルビューティーをサポートする会社です。20歳で美容師となり、修行を経て25歳で起業をしました。
SDCは定禅寺通りで開催する「SENDAI COFFEE FES」の企画・運営や、まちづくりフォーラムの運営など、まちづくりに関わる事業を展開しています。

ー 仙台協立は、不動産会社として地域の価値を高めていくことを使命とし、「まちづくり」も事業の一環としています。氏家社長から見て、本郷社長の印象はいかがでしたか。

本郷社長に初めてお会いしたのは、とある講座の最終発表でした。きちっとした計画と、マーケティング、そこに算出されている数字がバシッと合っていて印象に残りました。当時は美容室を3店舗経営されていた頃で、しっかりと現場を見ている方の、理にかなった狙い所が論理的に整理されているなあと。
2016年に実店舗を構えたSENDAI COFFEE STANDは、仙台協立第1ビルからほど近いこともあり活動はよく拝見していました。ビジネスとしての一面はもちろんですが、コーヒーフェスのように行ってみたい! と思わせるビジュアル力があります。「ビジネス」と「アート」のバランスが素晴らしいですね。

ポートランドで見た「大きな木の下」へのこだわり

SDCより提供

ー氏家社長のお話にも合ったように、SENDAI COFFEE FES(以下:コーヒーフェス)は、定禅寺通りのけやき並木の下で行われる風景が印象的です。実際に、全国的にも注目度が高いイベントだと思っています。仙台市内には大きなイベントに適した会場がいくつかあったかと思いますが、定禅寺通りにこだわった理由を教えてください。

SDCが定禅寺通りで開催しているイベントは、ポートランドのマルシェの理念「大きな木の下で開催すること」に則っています。
ポートランドは、全米一住みやすい街と言われ、コーヒーが美味しく、ウォーカブルな街です。
僕がポートランドで実際に見て、体験した「豊かな街」のビジョンは明確に映像化されていたので、大きな木の下である定禅寺通りでの開催にこだわりました。コーヒーフェスはそのコンテンツの一つで、実際には「GREEN LOOP SENDAI(グリーンループセンダイ)」という事業の中に属しています。コーヒーフェスや、パンフェス、ファーマーズマーケットなどを定禅寺通りで開催するというものです。

ー 本郷社長が持つイメージを、チームに伝えて実現に至ったのでしょうか?

いいえ。行政の方や、大学の先生方と共にポートランドへ視察に行きました。美容業界では「見たことがある景色しか表現できない」と定義されています。夢みたいな話を再現するためには、実際に見に行く必要があると考えました。

SDCより提供

ポートランドは、日本と同じように四季があります。そして街の規模感が仙台市と似ている都市です。僕たちが取り組もうとしているまちづくりは、単発的なものではなくて、豊かな日常を作るためのものなので、同じ景色を経験したことで、共通のビジョンが持ちやすくなったと感じています。

(氏家)共通のビジョンを持っていても、いいものを見てきても、それをうまく再現するというのは、とても技術や根気が必要なことです。

「欲望」への熱量を「豊かさ」へ変えて

ー コーヒーフェスをコンテンツとしたGREEN LOOP SENDAI以外にも様々なイベントを企画・運営していらっしゃいますが、本郷社長のイベンターとしての活動の原点はどこにあるのでしょうか?

最初は、高校生時代のバンド活動です。ライブをするには箱代(ライブ会場費)がかかるので出演者はチケットを売って会場費を捻出しています。
人気のあるバンドに対バンをオファーしたり、複数のバンドを集めることで負担額を減らしていくのが一般的です。次第に、バンドだけではなくDJやダンサー、ヒップポップなどカルチャーのミックスをしてイベント化することで利益ができる仕組みを整えました。

美容師になってからは、ファッションショーやヘアショー、クラブイベントなどに形を変えながら継続してきました。コーヒーフェスを開催する1年前は、仙台七夕の前夜祭やハロウィンに合わせて「朝までゴミ拾い」をするイベントを企画していました。この時に集まったボランティアたちが、後に初開催となったコーヒーフェスのコアキャストとして活動をサポートしてくれました。

ー 「美容」と「まちづくり」では事業内容が大きく異なるかと思いますが、まちづくり事業に参入したきっかけを教えていただけますか。

2015年に、「一杯のコーヒーが街を豊かにする」という理念を掲げてSENDAI COFFEE STANDを自転車一台で始めました。まちづくりに興味を持ち始めたのは、2016年に店舗をオープンししばらく経った頃でしょうか。
行政の方から「まちづくりに興味がないか」と声をかけられたのがきっかけです。最初は興味が湧いて参画し、公園を補助金を使わず民間の力でリノベーションをしたり、「DAY OUT(デイアウト)」というマルシェイベントを開催するようになりました。

(A cup of coffee fills our city. ー 一杯のコーヒーが街を豊かにする)

コーヒーフェスを初開催した当時は、まだSDCとして活動しておらず、あくまで個人の事業の一つとして収支を立てていました。しかし、仙台で開催するイベントをよく見てみると、東京の会社が請け負っていることが多くあります。地元・仙台の祭りやイベントを、首都圏の人たちが受注して、仙台に住んでいない人たちが潤っていることに違和感を覚えました。
今後の展開を見越した時に、会社として受け皿を構えることが、イベントの継続や街のためになると考えました。

SDCより提供

若い時に企画しているイベントは、人気者になりたい、モテたい、お金を稼ぎたいという自分主体の気持ちが、行動の原動力だったようにも思います。その熱量が、自分ではなく周囲への「豊かさ」に変わったことも、きっかけの一つではないでしょうか。
街を回遊してもらうことで、1箇所だけではなく街の広い範囲が賑わい、豊かになるイベントを手がけられるようになったと思います。

豊かなまちづくりへの課題

ー 多くの事業を展開する中では、苦労した部分も多いかと思います。差し支えのない範囲で、お伺いしてもよろしいでしょうか。

SENDAI COFFEE STANDを始めた当初は、同業の方から冷たい態度を取られることが多かったです。自転車で販売するスタイルや、キャッチーなフレーズを携えた活動はファッション的に捉えられる要素が多かったのだと思います。

SDCより提供

僕たちは、流行りの飲食店を作るのではなく「カルチャーを作る」という目的で取り組んでいたので、一緒にやりたいという気持ちが大きかったのですが……。受け入れてもらうまで時間がかかりました。
また、当時はSDCを立ち上げる前だったので、会社の中でもハレーションが起こっていました。「美容室なのに、なぜコーヒーなんだ」という人もいましたし、スタッフから「美容事業にお金を使ってほしい」という声もありました。敵は多かったのではないでしょうか。(笑)

SDCより提供

ー そのような状況を乗り越えたきっかけはあるのでしょうか。

「喧嘩をしながらでも、強力な味方を得て乗り越えてきた」という感じでしょうか。身内だけではなく、氏家社長のように、僕らしさを潰さないように外の圧力から守ってくれる先輩方がいたことも大きいです。

(氏家)新しいことをしてくれる若手を潰さないように、外でサポートをしていくことも重要です。本郷社長は、ビジネスとアートのバランスが取れているからこそ、調和性まで備わってしまうと普通の人になってしまうような気がしたんです。
当時は、今よりもずっとギラギラしていて、対立意見や否定的な声をもろともせず突き進む姿勢から、本郷社長ならやってのけるだろう! という気迫がありました。私にはできないことなので、そろそろそ第二、第三の本郷社長(のような若手)が出てきて欲しいという気持ちもありますね。新しいことをどんどん考えて、アクションを起こす人が少ないというのは、寂しいものです。

ー 「若手が出てきて欲しい」というお声がありましたが、お二人から見る、今後の仙台でのまちづくりに必要になってくるであろう課題はありますか?

(本郷)まちづくりで考えると、どれだけ積み上げてきても、担当者が変わると風向きが変わってしまうことがあります。何年間もかけて作り上げたものが、一瞬で更地に戻ってしまうのは、さすがに肩を落としてしまいます。このような状況が少しずつでも改善されたり、継続しやすい環境になればと思います。

(氏家)新しい挑戦は難しいかもしれませんが、事前に他の地域で成功事例があったり、実現しやすい事例というものは軋轢が少ないので、どんどん事は進んでいきます。しかし、良い方向に進んでいるかはわかりません。
突飛なことがない、均一化された街になってはローカルがなくなってしまうのではという懸念もあります。周囲を見渡せば、小さなお店や飲食店が次々とできているので、繋がっていくだけでも、まちづくりになっていくと思います。

(本郷)そうですね。お店を経営する側からすると、人件費が上がっているだけではなく、物件の管理費が上がることで家賃や共益費に影響があったり、物価高騰で新築が建てられなかったりと、小商を生み出せる環境として、ずいぶん苦しくなったように思います。

(氏家)保守点検や清掃も、結局は人がやっているので人件費として全ての価格が上がっています。以前に比べ、物件に投資をする大家さんも少なくなったように感じます。”豊かだから”未来に危機感がないわけではなく、”今のままでいい”という考えから、未来を考えない人が増えているのではないかと思うんです。それは、将来への責任を街に対して残していくことなのかもしれません。
私は、街は集合体と考えているので、一つひとつの物件が持つ”らしさ”を生かすアプローチをしていきたいですね。

ー 課題に対して取り組めそうなことや、仙台協立がサポートできそうなことはありますか。

(本郷)近頃、若手起業家と仕事をしていて「大人の経営者とのつながりがない」「交流の場がない」ということがわかりました。僕自身が、そのような場に所属して成長してきたので、経営者や経営者を志している人が集まる場所があればいいなと考えています。経験を積んできた経営者たちが後輩に苦悩を話す、新人経営者たちの苦労や取り組みを話す場を復活させたいです。

(氏家)ビジネス交流会ではなく、勉強会や刺激をしあう場は必要ですね。COMPASSやその他の会議室等も会場として活用いただけるかと思います。ビジネスをする人たちが成長できないと、人口流出に繋がってしまいます。
私も、自分の子供たちが仙台に戻ってくる日のことを考えて、おもしろい街、風土を作っていく必要があると考えていますので地域を盛り上げていきましょう!

「仙台駅直結、医療と教育の未来拠点へ!オレンジ薬局の挑戦」代表取締役・今井亮さんが語る「S.FRONT」の可能性と地域医療を支える理念。

仙台協立第15ビル「S.FRONT(エス フロント)」は、仙台駅直結の利便性が魅力。当初、全室空室からスタートしたビルを「メディカルビルのように育てていきたい」と考え、お力添えをいただいたのが「オレンジ薬局」を運営する「いまいメディカルグループ」代表取締役の今井亮さんです。

単なる管理会社と入居者という関係性ではなく、協創パートナーのような関係でビルの発展に関わっていただいています。仙台市を中心に展開しているオレンジ薬局の経営マインドや、仙台協立との関わり方についてお話を伺いました。

「教育機関」に相応しい利便性

ー「S.FRONT」入居のきっかけをお伺いできますか。

一番大きなポイントは仙台駅直結という好立地です。
弊社は創業15年目となり、新卒の採用や育成にも力を入れるようになりました。最初こそ、中途採用に比重が傾いていたのですが、より企業理念に合致した考え方のできる人材を育成していこうと舵を切りました。会社の拡大や、私たちの行動、考え、理念のようなものが認知されるようになり、毎年新卒採用も増えていきました。

今までは、各店舗で教育を行っていましたが、どこか一店舗で均一な基礎教育を施した後に各店舗のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)で、さらに成長をしていってほしいと考えました。昨今の新卒社員は男女ともに車を所持していない人の割合が多いので、電車、バス、地下鉄を網羅している利便性は重要でした。

仙台は、仙台駅を中心に交通網が放射状に伸びているのでアクセスもしやすいと考えた次第です。
また、S.FRONTは、薬局として機能させるには少々広いのですが、教育機関の機能を持たせるならばちょうどいいサイズ感でした。

ー 採用活動について、注力している部分はございますか? 

当社は現在、薬剤師は100名以上、事務職も100名弱。約200名の企業です。

薬剤師は6年制の学科なので、実際に入社してくるのは内定を出してから2年後、3年後とタイムラグが発生します。採用活動時点で「数年後にどんな成長を遂げて入社してくれるのか」期待と楽しみでいっぱいです。一方で、数年後の出店状況や離職率も考慮しながら採用を行う必要があり、明確な採用人数を決めにくいですね。薬剤師に関しては、内定を出しても国家試験に合格しなければ一緒に働けません。毎年合格率も加味した上で内定を出しています。しかしながら、残念なことに東北にある大学は、国家試験の合格率が関東に比べると比較的低い状況です。入社時にバランスが取れるよう先を見通して採用活動を行っています。

ー入社志願者の方は東北の方が多いのでしょうか。

そうですね。仙台近郊に店舗が集中している点から、Uターンを希望する人や、東北5県から仙台近郊へ進学で出てきてそのまま就職を希望する人が多いです。最近は北関東からの志願者も増えています。

ー学生さんたちにも”魅力的な企業”として映っているんですね。経営方針や企業理念について教えてください。

弊社がスタッフに対して最終的に掲げているゴールは「企業理念を体現できる医療人になる」ことです。企業理念は、私が独立する前に一番最初に時間をかけて考えました。

【1】私たちは高い志を持ち、地域社会の皆さまから必要とされる企業をめざします【2】私たちは愛情と誠意を第一とし、患者さんの健康と生活をサポートします【3】私たちは積極性と思いやりを忘れずに、やりがいのある職場をつくります

「こういう会社をつくりたい」という思いから、理念として作り上げ、スタッフに主知を繰り返しました。創業者の理念や思いを伝え、浸透させていくのは予想以上に難しいものがありました。

そこで次に、企業理念を実現するための行動指針を作りました。当時のマネージャー職以上のスタッフ全員に参加してもらい、企業理念の1つ1つを分解していきます。その分解したものを、実際に実現するためには、どのような行動を起こせばいいのか。その部分を一緒に作り上げました。

ー 具体的には、どのようなワークをおこなったのでしょうか。

例えば理念を「我々は、皆さんに医療を提供する」にしたとしたら、「皆さん」の範囲を分解して考えていきます。皆さんの概念とは何か?と。

患者さんだけではなく、隣の診療所のドクター、そこに勤めるスタッフさん、そこに薬を配達してくれる人、情報提供してくれるメーカーさん……。弊社に関わる人やその家族も幸せになったらいいよね、という部分まで掘り下げて行きました。私はなるべく口出しをせずに幹部陣の意見を聞きました。企業理念に対するアプローチの方法や、行動シーンをイメージすることが大切だと思います。自分たちで考えて作ったものなので、確実に浸透へ寄与したなと感じました。

ー患者さんのことだけではなく、スタッフ、関わる人までを熱く、深くお考えになっているんですね。

自分で考えたことですが、自分でも、すぐに実行できたわけではないんです。経営と医療って相反するところがあります。なので、弊社は「企業」としての経営の視点と、「医療」としてのホスピタリティの視点。2軸で常に考えていく必要があると考えています。

ー相反する部分というのは、どのようなものでしょうか。

企業は、成功報酬を得る必要があります。それが従業員みんなの給料になるので。けれど、医療はそれだけではない業種であり、お金がない患者さんが目の前で倒れていた時に「ホスピタリティマインド」を持って救わなくてはいけない。
「お金がないなら助けられません」は企業理念に反します。けれど、慈愛の心を持ち、すべての人に無償で手を差し伸べても経営が傾いてしまいます。そのバランスを保ちながら進めています。

ー 医療の道を志す学生の皆さんは、このような視点についても事前に学んでくるのでしょうか。

事前に学んでくるケースもありますが、ほとんどの方がすでに備わっていると思います。実際に、弊社には「患者さんを助けたい!」という熱い思いを持った人たちがたくさんきてくれています。薬局だけではなく、看護師さんも、お医者さんも多いと思います。

しかしながら、「診療報酬の請求はしっかりする。それが我々のお給料の原資である」ことを理解している人は意外と少ない。なぜなら、医療と報酬に対してバランスが保たれた適正な考えかたを教える人があまりいないからです。

一歩外を見てみると、30代、40代で働き盛りのドクターたちが家族と過ごす時間もないまま奮闘しているケースをよく見かけます。ホスピタリティマインドによって、「お父さんは素晴らしい仕事をしているから、家族の時間は我慢しようね。」となっています。これらを改善するために昨今では医療の働き方改革が推進され、適正労働時間の確保とデジタル化の普及が進みはじめました。

ー デジタル化ですか。オレンジ薬局さんでも取り入れているものはありますか?

薬に関連したところでは、計量など監査の部分で導入しています。機械は最終的な責任を負えないので、必ず薬剤師の監査を経た上で、機械と人のダブルチェックを受けた状態にしています。

また、自動精算機も数店舗ごとに機種違いを導入して試験運用し、最も薬局に適した自動精算機を選定できました。今後、全店舗に設置していく予定です。

また、「LINE(ライン)」で利用できる「あなたの調剤薬局」というシステムを導入し、患者さんにも活用いただいています。薬を処方した数日後に「その後調子はいかがですか?」とメッセージを自動配信するようになっています。何か不明点がある患者さんからは返信がきます。意外と返信が来るんですよ。

「お子様が騒いでしまって、バスの時間もあるから質問できなかった」とか、「2年前ぐらいの解熱剤が出てきたんですけど、飲ませて大丈夫ですか」とか。質問には薬剤師が個別に対応しています。

薬局が混んでいると後ろの人の顔色をうかがって質問ができない人もいらっしゃいますし、スタッフ側も電話だと手が止まって患者さんを待たせてしまう。そういう部分が解消されました。

スタッフは空いた時間で対応ができ、受け取った側はトーク画面がメモとして残ります。喜んでくださる声が多く、「顧客満足度と従業員満足度がリンクしている」とLINEのフォローシステムを導入してからは特に実感しています。

S.FRONTの強みと、医療モール実現に向けた可能性

ー 今井社長には、S.FRONTのリーシング(テナント誘致)にもお力添えをいただきました。「オレンジ薬局」としては、”立地”や”教育機関として適切な広さ”を入居理由に挙げていただきましたが、他にS.FRONTの強みと取れる部分はございますか?

仙台駅直結というアクセスの良さに加えて、S.FRONTは宿泊施設が隣接しています。仙台市内は「無床クリニック」での開業が主流になりつつありますので、アクセスの良さや、宿泊施設が近いというところは強みになると思います。

2〜5階をメディカルビルとして成立しているため、利用いただく患者さんの立場でも「かかりつけ医」が1個所に集まっているのは利便性が高いのではないでしょうか。

ーS.FRONT入居までを振り返り、今後新たに「メディカルビル」や「医療モール」のような場を作るとなったら「もっとこうしたい」というご要望や、お考えはありますか?

そうですね。シビアな部分ですが、私が非常に信頼しているお医者様を誘致する場合、「開業をしたい」と申し出てから実際に開業するまで2年近くかかる場合があります。入居までの期間、テナントを確保しておくためのサポートは必要かと思います。

あとは、今回はリノベーションが完了してから貸出しでしたが、建設途中や新築段階から関わることができればもっとよかったかなと思う部分もあります。例えば、配管の位置とか、電気の位置とか……。私が新築から関わる場合は電気をどれくらい使うか、CTやMRIを置くならキュービクル(高圧受変電設備)が必要か、それを置く場所はどこか……なんて部分も考えます。それにかかる経費は共益費なのか、家賃なのかという相談も必要になってきますが、そのひと手間があるだけで開業希望のドクターが入居しやすい環境になると思います。

ーハイブリッドな視点を持つ今井社長には、引き続きお力添えをいただけますと心強いです。 本日はありがとうございました。

店舗情報

住所:〒983-0864 宮城県仙台市宮城野区名掛丁201-2 S.FRONT 2階
電話:022-766-9937
FAX:022-766-9938

公式WEBサイト:オレンジ薬局WEBサイト

入居者インタビュー|仙台協立第3ビル「小料理 松なが」女将・松永節子さん

仙台協立第3ビルの「小料理 松なが」は、創業44年。ビルの完成当初からご入居いただき、非常に長いお付き合いが続いています。 今回は、入居者インタビューのトップバッターとして、女将の松永節子さんにお店についてお話を伺いました。

(写真左:代表取締役・氏家正裕|右:女将・松永節子さん)

「普通」であることの実直さ


ーお店の歴史をお伺いできますでしょうか。

昭和55年、オープンして44年を迎えました。バブル前の、どこもかしこも忙しかった時代です。契約をしたのは、氏家社長のお祖父様ですからね。社長もまだ生まれてなかったのでは? 移転もせず、仙台協立さん一筋で44年ですよ。(笑)

26歳の時に郡山から仙台に移り、当時はバーに勤めていました。

お客様の中に、このビルの建設に関わっている業者の方がいらしたんです。お話を聞いて、オーナーを紹介していただきました。スケルトン(※1)からのスタートでお金もずいぶんかかったけれど、バーよりも、こういうところが私に合っているでしょう?

(氏家)昭和55年ですと、私は9歳でした。長い期間ありがとうございます!

ーお料理へのこだわりや、松ながさんの中で守り続けていることなどはございますか。

毎日自分の足で仕入れをしています。素材が良くなければダメなので、魚は長くお世話になっている腕の確かな魚屋さんで仕入れます。

定番メニューのほかには、季節を感じられる食材をその時々でお出ししています。
けれど、どれも私にとっては普通のことです。

ー長年お店を経営していて、特に印象に残っているエピソードや、お客様との思い出を教えてください。

特別な思い出はないですよ。 毎日、普通のことをしていますから。(笑)

でも、そうですねぇ……。今夜は偶然、長く通ってくださっているお客様がいらっしゃいますね。もう35年でしょうか。
しっかりお家賃を払えているのは、通い続けてくださるお客様がいるからですね。

(氏家)それは、大変ありがとうございます。
35年ですか……。通っていただけることもすごいことですが、35年ともなると、通いたくてもお店がなくなってしまうこともあるじゃないですか。素晴らしいことですね。

ーSNSはもちろん、WEBサイトや口コミサイトへの掲載もなく「知る人ぞ知る」雰囲気がありますが、お客様はどのようなきっかけで来店する方が多いですか?

私は依然としてガラケーを使っていますから、SNSとは無縁ですね。
口コミサイトの掲載も、まれにお声がけをいただくけれどお断りをしています。なので、ふらっと偶然入店される方はほとんど居ません。

近隣にお勤めの方や、どなたかに連れられてということが多いでしょう。出張の時にお立ち寄りいただく、かつての常連さんも多いですよ。

あまり新しいお客様へ間口を広げてしまっては、今通っていただいているお客様の席を確保しにくくなってしまいます。それは困ってしまうので、このスタイルで続けていきます。

ー国分町は繁華街として歴史とトレンドが入り混ざるエリアだと思うのですが、長年国分町でお店を営んできて感じる変化はございますか。

あまり感じることはないですよ。普通、普通にやっているものですから。

バブル崩壊も、東日本大震災も、コロナウイルスも乗り越えてやってきました。大変なのは、経営をする中で「普通」のことなんです。

東日本大震災の時は1ヶ月ガスが通らなかったし、コロナ禍は国分町に限らず全国で飲食店の営業に制限がかかりました。思うような営業ができなかったけれど、それは私だけではなく、周りの飲食店も、通っていただくお客様も同じ苦労だったから乗り越えられたんです。

ー氏家社長の、松ながでのエピソードを教えてください。

25年ほど前でしょうか……。その頃は請求書を持参したり、家賃をいただいたり各入居者様のもとへ伺う日がありました。
全て回り終えて向かうのは松ながさん。ここで食事をするのがルーティンでした。以前は、板前さんもいらっしゃったんです。

板前さんが不在になるから閉店しますというお店が多い中、女将さんが腕を振るうようになって一層美味しくなったと感じますね。あれから20数年でしょうか……ずいぶん経ちましたね。

(女将)板前さんが居なくなっても、自分でやるの。やる気ですよ、やる気!(笑)

ー最後に、今後のお店の展望をお聞かせください。その実現に向けて仙台協立がサポートできそうなことはございますか。

現状維持ですよ。(笑)
ずっと普通を続けていくんです。いいお客様に恵まれていますから、安売りはせずに、きてくださった人にしっかり還元をしていきます。

仙台協立さんともこのまま共にお仕事をしていきますので、お願いします。

「小料理 松なが」の良さが引き立つ、丁寧なひと皿

店内の黒板には、松永さん自ら仕入れる海鮮を中心に、旬の食材を利用したメニューが並びます。ポテトサラダや、福島県の郷土料理いかにんじんも人気のメニュー。

家庭的でありながら、丁寧な下ごしらえによって完成する心温まるひと皿です。

「お手製の漬け汁で、めんつゆとかは使わずにつくります。にんじんもスライサーとかでシャッシャッとやる人がいるでしょう。そうじゃなくて、少し太めに不揃いに切ると食感が良くなっていい塩梅になるんです。これが本当のいかにんじん。」

にんじんのポリポリした歯応えと、噛めば噛むほどにジュワッと旨味が溢れ出るスルメイカ。

あまじょっぱい漬け汁は、郷土料理として白ごはんのお供になるのも納得です。
鼻を抜けるにんじんの甘みが味の深みとなって、お酒も進みそう。

お店の味が出るからこそ、ついつい注文してしまうポテトサラダ。
ふわっとした口当たりに、シャキシャキしたタマネギやパリパリのキュウリと、食感がよく家庭的なのに、自分では出せないおいしさです。

「おいしいでしょう。調味料は塩コショウとマヨネーズだけ。ジャガイモ、にんじん、ハム、キュウリ、タマネギ、それぞれ食材ごとに下ごしらえをしてつくるから、しっかり食感や味が立つんです。本当は手間がかかる料理なんですよ。」

「手間がかかるといえば、お刺身のツマも既製品や機械に頼らず包丁で切っていますよ。だから残さず食べていただけるとうれしいですね。」

ツマに限らず、ニンニクやショウガなどの薬味は注文ごとにおろしたてを提供。

酢味噌は砂糖の甘みを抑えて、キュッとレモンを絞って隠し味に。牡蠣や白子に合わせるポン酢も自家製と、至る所に手間をかけて日々お客様をお迎えしています。

「お漬物もおいしいんだから。」と今にも弾けそうなハリと、綺麗な青色の小茄子が登場。
松永さんの太鼓判が押された素晴らしい見た目に手が伸びてしまいます。

・・・
・・

松永さんの「普通」には多くの手間がかかっているのですが、あまり言葉に表さない部分が「小料理 松なが」らしさだと感じます。

今後も仙台協立第3ビルでの歴史を築いていただきたいと思います。

店舗情報

小料理 松なが

〒980-0803  宮城県仙台市青葉区国分町2-12-19
営業時間:17:30〜0:00

(※1)スケルトン:建物の壁、柱、天井のなどの構造体のみの状態

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